JOJOmagazine2023WINTER(ジョジョマガジン)の必見は荒木飛呂彦の創作・取材インタビュー

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ジョジョ

ジョジョが大好きです!!

それで遅ればせながら、『JOJO magazine 2023 WINTER』(集英社ムック)』をお盆に頑張った自分へのご褒美として買いました。

なにをがんばったかって?
はい、リアルのお仕事をがんばりました。

ぼくは、自営業でいろいろやっているので、機会があれば、オタクなお話以外の話もときどきお話していきたいと思います。

はい、で、ですね、

『JOJO magazine 2023 WINTER』

これ、めっちゃエモいですね。

そもそも表紙からエモいです。
ちょっと最近で、こんなにもテンションが上がるオレンジの使い方はちょっと見当たらないです。
さすが、荒木飛呂彦先生ですね。

で、『JOJO magazine 2023 WINTER』
これ、『ジョジョの奇妙な冒険』ファンにとって非常に魅力的な内容が詰まった特別号です。

このムック本の魅力をいくつかのポイントで解説していくとですね。

まず、荒木飛呂彦先生の特別インタビューが充実してます。

『JOJO magazine 2023 WINTER』では、荒木飛呂彦先生のインタビューが収録されており、取材術と漫画術がかなりエモかったです。
取材術の方は、新作のジョジョランズのために、ハワイに実際に行って取材したエピソードを写真まじえて紹介されていて、どんなやり方で取材しているのかがわかってよかったです。

特に印象に残ったのは、荒木先生が熱心に取材をしたがったのが、観光客が好むような場所ではなくて、現地の人々が通いそうな飲食店など日常的な場所だということでした。
また、現地の空気を共有することを大事にしており、土地に愛着を持つといういことが、実際にあるのではないかと感じられる土地やキャラクターを漫画で描くためのコツなのではないかと感じました。

漫画術の方は、個人的にはかなりエモいと感じました。
ぼくは荒木飛呂彦の漫画術という荒木先生の漫画創作論についての本を読んでいるのですが、今回はそれをさらに深めた内容となっており、内容的には
JOJO magazine 2022 WINTER (集英社ムック)の続編にあたります。

どんな点が良かったのかというと、

・悪役の作り方の深化させており、悪役単品でつくるのではなく、主人公と悪役をセットで対比させながらつくる、という内容や

・ドラマや映画でもお馴染み、岸辺露伴は動かないのメインキャラクターである泉京花が実はあの話では悪役だったことを明かし、なぜ、彼女が悪役であるかを解説、しかも、泉京花の身上調査書まで公開してくれています。

それだけでも凄いのに、1から悪役まで、このインタビューではつくってくれているんです。
キノコが大好きな男で、菌二郎(きんじろう)というキャラなのですが、面白くて、このきんじろうが出てくる漫画も読んでみたいと思わされました。

これだけでも、ジョジョ好きには一見の価値ありですが、さらに、ほかに、作家で直木賞もとった真藤順丈(しんどうじゅんじょう)先生が描いた第二部の登場人物リサリサのスピンオフ小説『無限の王』や、小説『化物語』など物語シリーズで有名な西尾維新先生が原作、絵を約束のネバーランドの出水(でみず)ぽすか先生が担当した魔少年ビーティのスピンオフの魔老紳士ビーティーも読むことができます。

魔老紳士ビーティーではエコーズアクト4が出てきたり、ジョジョ好きにはたまらないオマージュがいっぱいあって、個人的にとてもツボでした。
ほかにも、見どころはたくさんあるので、もし興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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