映画史に残る哀しいアクション映画ランボーと、更に救いがない原作小説のラスト

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戦争

今回は、ベトナム戦争帰還兵映画の大、大、大傑作!
その名を知らぬ人はいない不朽の名作映画『ランボー(First Blood)』を改めて紹介します。

まずは、いきなり、主人公ジョン・ランボーのかつての上官であり、アメリカ陸軍大佐のサミュエル・トラウトマンの名台詞から。

「わかっておらんようだな。私はランボーを助けにやってきたんじゃない。君らを彼から守りに来た」

『ランボー』 サミュエル・トラウトマン大佐

バトルものの少年漫画かよ!!
と思わず叫びたくなるほどにインパクトのある台詞。
この台詞に恥じぬ大暴れを見せるランボーの強さはまさに鬼神のごとし。

『ランボー』は映画史上に残るアクション映画。
そして、この映画のラストシーンのランボーの深い悲しみと絶望の慟哭は、この映画を単なるアクション映画ではない何かへと昇華させています。
心にズシンと響く映画を観たい人。
Netflixの後味の良いエンタメアクション映画ばかり観ている人に、ぜひおすすめしたい一作です!

映画タイトル ランボー
原題 First Blood
制作国 アメリカ合衆国
公開年 1982年
監督 テッド・コッチェフ
原作 ディヴィッド・マレル
脚本 マイケル・コゾル
ウィリアム・サックハイム
シルヴェスター・スタローン
主なキャスト
(日本テレビ新版吹き替え)
シルヴェスター・スタローン(玄田哲章)
リチャード・クレンナ(小林修)
ブライアン・デネヒー(内海賢二)
ビル・マッキニー(糸博)
ジャック・スターレット(橋本功)
マイケル・タルボット(大滝寛)
クリス・マルケイ(入江崇史)
ジョン・マクリアム(三木敏彦)
アルフ・ハンフリーズ(立木文彦)
デヴィッド・カルーソ(佐藤淳)
デヴィッド・L・クローリー(納谷六朗)
ドン・マッケイ
パトリック・スタック(檀臣幸)
チャールズ・A・タンブロ(楠見尚己)

etc.

描かれる
年代と舞台
1981年12月~
アメリカ合衆国ワシントン州の山間の田舎町
ベトナム帰還兵ランボーと、町の保安官、州兵との戦闘
人気・注目度
GKV
(2020年9月時点)
★★★★★
『ランボー』74000
『ランボー映画』1900
『ランボーシリーズ』2900
『ランボー1』720
(ランボーには、詩人アルチュール・ランボーもいるが、ランボーで検索すると、ほぼ映画サイトが上位を占めるため、人気度・注目度ともに高いと考えられる)
視聴できるVOD
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さて。
映画『ランボー』のあらすじを紹介するウェブサイトは数知れずありますが、今回の記事で紹介したいのは『ランボー』の原作小説です。

実は、映画『ランボー』の原作小説『一人だけの軍隊』は、映画本編を凌ぐほどに後味の悪いラストが用意されていることはご存じでしたか?
『一人だけの軍隊』を書いた作家ディヴィッド・マレルは、映画のラストシーンを超える救いがない結末をジョン・ランボーに与えました。
それは、果たして、どんな結末なのでしょうか?

この記事では、映画『ランボー』と、原作小説『一人だけの軍隊』の違いを紹介します。
必然的に映画のラスト、小説のラストに触れていますので、ネタバレが嫌いな方はご注意ください。

あらすじから順を追って解説していきますが、もし、映画と原作小説の違いの方をすぐに知りたいという方は以下からジャンプして読んでみてください。

映画『ランボー』と原作小説『一人だけの軍隊』の違い

ランボーってどんな映画?

ランボー ジョン・ランボーとM60

ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)はM60機関銃がよく似合う
(出典:『ランボー』より)

改めまして、『ランボー』は70年代、80年代、アクションスターとして一世を風靡したシルヴェスター・スタローンの代表作。

スタローンがキャリア全盛期の時に挑んだのは、なんと、ベトナム戦争の帰還兵の物語でした。
『ランボー』は、ベトナム戦争映画として紹介されることも多いですが、正確に言えば、この映画はベトナム帰還兵映画なんです。

もちろん、ランボーのフラッシュバックとしてベトナム戦争の光景も描かれますが、メインで描かれるのはベトナム戦争から母国であるアメリカ合衆国に帰国した後にランボーの身に起こった話です。

ベトナム帰還兵であるジョン・ランボーと、かれが出会うことになるワシントン州の田舎町の人々との関わり合いを描くことで、ベトナム戦争という戦争がどのような戦争だったのかが、非常によく分かる映画となっています。

ランボーは映画史上に残る、悲しいアクション映画

シルベスター・スタローンといえば、当時、アーノルド・シュワルツェネッガーと対を為すアクション映画俳優の代名詞。
そんなことを言うと『ランボー』についても、その頃のアーノルド・シュワルツェネッガーの映画のように自慢の筋肉で全てを蹂躙する筋肉バンザイな映画(爆)と思われがちですが、それは違います。

実は、『ランボー』は映画史上に残るほどの悲しみに溢れたアクション映画なんです。

ベトナム戦争を命がけで戦い抜いてようやく帰還したジョン・ランボー。
そんな彼を待っていたのは、尊敬や喝采ではなく、人々の理不尽で冷たい仕打ちでした。

ランボーの物語は、痛快なアクション映画の側面もありますが、それよりもベトナム戦争の悲惨さや、ランボーの怒りと悲しみと絶望を感じさせる内容になっています。

ランボーのあらすじ

『ランボー』の舞台は1981年。
丁度、ベトナム戦争終結から6年後です。

ランボー ティーズル保安官(ブライアン・デネヒー)に冷遇されるジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)

ベトナム帰還兵ランボー(シルヴェスター・スタローン)に冷たい仕打ちをする
田舎町の保安官ティーズル(ブライアン・デネヒー)
(出典:『ランボー』より)

映画冒頭。
ベトナム戦争の戦友の実家を訪ねるため、ランボーはある山間の小さな町を訪れていました。
しかし、ベトナム帰還兵のよそ者というだけで、そこに住む町の保安官ティーズル(ブライアン・デネヒー)にめちゃくちゃな難癖をつけられ、町の外に放り出されることになります。

ランボーを冷遇するのは、ティーズル保安官だけではありません。
訪れた町で、彼を暖かく迎えるものはおらず、彼は著しく不当な扱いを受けることになるのです。

実際に、当時のベトナム帰還兵は、命がけで戦ったにも関わらず、とても不当な扱いを受けていました。
ベトナム戦争の忌まわしい記憶を消し去りたいアメリカ市民は、ベトナム帰還兵に対して「赤ん坊殺し」という厳しい言葉を浴びせることさえあったのです。

ランボー ご飯が食べたかっただけなのに暴力まで振るわれるジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)「俺は飯が食いたいだけなんだ!」
せめて、ご飯くらい食べさせてあげれば、町も平和なままだったのに……
(出典:『ランボー』より)

理不尽なまでの暴力を受け、かれの中で、ベトナム戦争の記憶がフラッシュバック。
そして、とうとう怒りが爆発したランボーは、保安官たちや州兵たちを相手に、たった一人で戦うことになるのです。

ランボー 野山を縦横無尽に駆け回り、保安官たちを翻弄するジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)

野山を駆けまわり、保安官たちを翻弄するランボー
(出典:『ランボー』より)

特殊部隊仕込みのスキルを駆使しながら、町から山へ、山から町へと戦いの舞台を移しながら、孤独な戦いを続けるランボーには涙を禁じえません。
そして、ランボーの並外れた強さと鬼神の如き戦いぶりから、彼が戦ってきた戦場が、どれだけ激しい過酷なものだったのかが、ぼくたちにも伝わるのです。

物語の終盤、夜の街路でM60 を掃射するランボーの悲壮感は、シルヴェスター・スタローンの出演する他のアクション映画に見られるような爽快感はありません。
むしろ、悲しみに満ち満ちており、スタローンは、ベトナム帰還兵の魂の叫びを、あるいは慟哭を代弁しているかのように思えます。
いえ、事実、スタローンは、命がけで戦ったベトナム帰還兵の、このような不当な扱いに対して抗議したかったのでしょう。

ランボーは、自分を説得しにきたサミュエル・トラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)に、これまで誰にも話してこなかった胸の内をぶちまけます。
どこにも出せなかった感情を露わにした時、堰を切ったようにかれは、トラウトマン大佐の前で泣き崩れてしまうのです。
ぼくは、こんなにも哀しいアクション映画を見たのは初めてでした。

『ランボー』は、ベトナム帰還兵の魂の叫びの映画。
そして、同時に、決して勝つことができない権力に牙をむく、そんな風に不器用にしか生きていけない負け犬のための映画なのです。
そんなランボーは、時代を超えて、こちらの魂に訴えてくる炎の映画。
まだ観たことがない人は、ぜひ、人生、一度は観ておいてほしい作品です。

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映画『ランボー』と原作小説『一人だけの軍隊』の違い

最後に、映画『ランボー』と、その原作小説であるディヴィッド・マレル(デヴィッド・マレル)の『一人だけの軍隊』の違いを紹介します。

好きになった映画は、原作まで辿りたくなる。
辿って、そこから映画と原作小説の違いを知りたくなる。

なんでかというと、やっぱり、自分の大好きな作品をより深く味わいたいからです。

やっぱり、映画は原作小説とは別モノ。
映画は小説と違い、映像として大勢の人の目に触れるため、大人の事情による改変や、予算による制約があ出てきます。
また、小説は原作者の意図が反映されやすいですが、映画には監督や俳優・女優を筆頭に、そこに関わった人たちの表現したいことや思惑がもあるので、原作とは違った出来上がりになることが多いのです。

というわけで、映画『ランボー』と原作小説『一人だけの軍隊』の違いを、トリビア的にサクサク紹介していきますね!

①映画と小説は冒頭が違う

映画の冒頭で、ランボー(スタローン)がベトナムで一緒に戦った戦友の家を訪ね、戦友の母親と話すシーンがありますが、小説にはそのようなシーンはありません。

スタローンは、原作小説『一人だけの軍隊』で大量殺人鬼(なんと、原作の殺害人数は250人以上!)となってしまうランボーを、観客が同情できるような人物にするため、戦友の家族の家を訪ねるシーンを追加したのでした。

これは正解だったと思います。
このシーンがあったからこそ、町の人びとのランボーへの仕打ちが余計に理不尽に感じられ、彼の怒りの爆発に感情移入できたわけですからね。

②映画では詳しく語られないランボーの生い立ち

映画で詳しく語られないランボーの生い立ちは、小説ではサミュエル・トラウトマン大佐の口からディーズル保安官に語られます。

ランボーの家庭環境は幸せとは程遠いものでした。
家は貧しく、母親はランボーの少年時代に癌で病死。
その後は、アルコール中毒の父親から虐待を受け、高校時代のある夜、父親にナイフで殺されそうになったところを弓矢で反撃し、父親を逆に半殺しにしてしまいます。
そんな壮絶な家庭環境の中で、ランボーは高校を中退し、自動車工場で働くことに。
そして、当時はベトナム戦争の真っ只中なので、自動車工場で働いていたランボーは「どうせ徴兵されるから」という理由で軍隊に志願。
しかし、当然、ランボーの安息は軍隊にはありませんでした。
悲しいことに、彼はベトナムで地獄を見て、アメリカに帰還しても地獄を見ることになるのです。

③映画と原作小説ではルックスが違う

原作小説のランボーは、長髪のもじゃもじゃ頭なので、スタローンの他の映画だと『ナイトホークス(1981年)』がもっともビジュアル的に近いです。

服装の方は、原作小説の方はボロボロのパッチワークのジーンズ、汚れた青のスウェット、スエードのジャケットという出で立ちをしています。(こちらは映画版のイージー・ライダー(1969年)のデニス・ホッパーみたいな感じですね)

一方、スタローンが演じる映画のランボーは、青のジーンズではありますがパッチワークはなく、アウターも映画『タクシー・ドライバー(1976年)』や『エクスタミネーター』シリーズでもよく馴染みがあるベトナム帰還兵のお約束アウターであるM65。
原作小説に比べるとキレイでサッパリめの格好です。


好みによりけりかとは思いますが、映画と原作小説のビジュアルを比較すると、ぼくは映画のビジュアルにが好きです。
それに、後半、ボロ布をランボー自ら加工してつくったワイルドなポンチョ姿のことを考えると、前半ある程度ピッシリしていた方が後半のビジュアルの変化が際立つように思いました。

③映画と原作小説では戦闘ビジュアルも違う

山中で戦うランボーのビジュアルも、映画と原作小説では違います。

原作小説『一人だけの軍隊』だと、ランボーは全裸で警察署を脱走し、山へ逃げ込みます。
その山中で、彼は、密造酒をつくっている(!)老人と少年に出会い、彼らと交渉して衣服と食べ物をもらうことに。
結果、ランボーのファッションは白い木綿シャツに、赤いチェックのウールシャツを纏い、下はサイズが小さめのお尻にツギハギのあるズボン、靴はサイズがぶかぶかなので木の葉を詰めて履くというちょっと可愛い恰好になります。

一方、映画版のランボーのスタイルは格好良すぎる!

山の中に逃げ込んだランボーは、山中のガラクタ置き場で偶然発見したボロ布でポンチョを作ります。
その出で立ちに、原作では付けなかったバンダナを巻き、以降、これがランボーのトレードマークとなるのです。

というわけで、映画版のランボーの素晴らしさは、どこにでも落ちているような素材を使ったDIYで、映画史上に残る格好いいファッションスタイルを爆誕させてしまったところにあります。
格好いいファッションというのはお金をかけなくても作ることができるのです…!

④原作小説のランボーとティーズル保安官の衝突は帰還兵同士の戦いで更に濃ゆい

過剰なまでにランボーをいびり倒すティーズル保安官(ブライアン・デネヒー)は、ランボー史上、とても印象深い悪役。
そんなティーズル保安官も、実は朝鮮戦争の帰還兵。
もしかしたら、ティーズル保安官には、同じ戦争帰りの元軍人として、ランボーに対して何か思うところがあったのかもしれません。
それにしても、同じ帰還兵同士が争い合うなんて悲しいですよね。
なのに、原作小説『一人だけの軍隊』では、実は、映画よりも濃ゆ~いランボーとティーズル保安官の血みどろの戦いが繰り広げられるんです。
興味がある人は、ぜひ、こちらも読んでみてください。

そして、最後に、この記事の核心となる、映画と原作小説の最も重要な違いを紹介します。

原作小説のランボーは死ぬ!

ビックリされる人もいると思うのですが、原作小説『一人だけの軍隊』では、ジョン・ランボーは死にます。
ランボーは最後、トラウトマン大佐に撃たれて死亡してしまうのです。(ショットガンで頭部を撃たれて頭が爆発して死にます。)

原作小説の中では、ランボーは250人以上の人間を殺害する大量殺人鬼となってしまうので、ランボーを生かしたまま小説を終わらせることが原作者としてはできなかったのか、ランボーは生き残ることができません。

一方、映画第一作目のランボーは、原作小説とは違い、大量殺人鬼にはなりませんでした。
もちろん、シリーズを重ねるごとに殺害する敵の人数が増えていき、徐々に原作小説の殺害人数に近づき、大量殺戮の権化となるランボーではありますが、第一作目の殺害人数はなんと一人だけ。(意外ですよね)
ランボーは第一作目では、不可抗力の事故で一人死なせてしまう以外は、イノシシを一匹殺すくらいで、山の中の大暴れっぷりや、夜の町でM60機関銃をぶっ放しまくるド派手さから考えると非常に信じがたいのですが、死者の数は非常に少ないんです。

同じアメリカ人を大量に殺害してしまうと観客の同情を集めることができなくなるので、スタローンたちは原作小説と異なる展開にしたのだと考えられますが、その選択はまさに正解でした!
ランボーシリーズがその後、合計5作にも及ぶ人気シリーズになったことを考えれば英断だったと言えるでしょう。

とはいえ、個人的には、250人を超える人々を殺戮した末に、かつての自分の上官に撃たれ死んでいくランボーという壮絶な結末も見てみたかったです。

家庭環境にも恵まれず、ベトナム戦争ではPTSDを患い、帰還した祖国では人びとに理不尽な冷たい仕打ちを受けたランボー。
そんな彼の怒りと悲しみは全く救われることなく、最後は上官に頭を撃たれて死んでしまう……
……あまりにも救いがない結末ですよね。
でも、これはこれで、観客の心に物凄い衝撃をもたらすものになったことは間違いないと思います。

ちなみに、このラスト、実現していた可能性もあるんです。

アル・パチーノがランボーになっていた可能性もあった!

『スカーフェイス(1983年)』で有名なアル・パチーノ。
彼が、ランボーとなっていたら、どうなっていたでしょうか?

実は、アル・パチーノも、ランボー役を依頼されたことがあり、その際には快諾したとか。
しかし、アル・パチーノは、原作小説『一人だけの軍隊』以上にランボーを狂ったキャラクターにしようとしたため、あえなく映画会社が却下したとのこと。

ランボーの公開時期が1982年、スカーフェイスが1983年であることを考えると、当時のアル・パチーノの路線ならば、ディヴィッド・マレルの原作そのままの映画ができていた可能性もありえるのではないでしょうか。

個人的には、映画『スカーフェイス』のトニー・モンタナばりに狂ったランボーも見てみたかったです。

【終わりに】なんだかんだ言って、ランボーが生き残って良かった!

締めに入ります!

原作小説では死んでしまうランボーですが、やっぱり、ぼくは映画のランボーが生き残って良かったと思います。
当たり前ですが、ランボーが生き残ってくれたおかげで、映画ランボーシリーズが見られているわけですからね。

さて。
ベトナム戦争のPTSDに苦しみながらも勇敢に戦い続けたランボーですが、とうとう2019年、『ランボー ラスト・ブラッド』でシリーズが完結しました。

ずっとランボーとして戦ってきたシルヴェスター・スタローンには、本当にお疲れさまでした、と言いたいです。
しかし……
70歳を超えてなお、まだまだ現役アクションスターというシルヴェスター・スタローンのバイタリティー……。
ただただ驚かされるばかりですね。
本当に羨ましい。。。

ちなみに、『ランボー』シリーズ最後の作品となる『ランボー ラスト・ブラッド(2019)』は、怒りと残虐な暴力に満ちたシリーズ最終作に相応しい物語となっています。

37年という長い年月を戦ってきた『ランボー』ですが、彼が生きている限り、彼自身の戦いは終わらないのです。
こちらも未見の方はぜひ。
決っして日和らず、妥協しない、シルヴェスター・スタローンのランボー魂を感じてみてください。

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